自分の歯ぎしりは大丈夫?セルフチェック
✔ 家族に、歯ぎしりを指摘されたことがある
✔ 朝起きたときに顎が疲れている、違和感がある
✔ 歯科医院で、歯のすり減りを指摘されたことがある
✔ これまで何度か詰め物が取れたことがある
✔ 顎関節に痛みがある
✔ カクカクと異音がする
✔ 虫歯でもないのに冷たいものがしみることがある
✔ 集中したとき、緊張したときに食いしばる癖がある
歯ぎしりが引き起こす身体への悪影響
知らず知らずのうちにしてしまっている歯ぎしりは、顎が痛くなったり、歯が削れたりするほかにも、身体に与える悪い影響がいくつもあります。
1歯や詰め物・被せ物のすり減りが早い
食事をしないと生きていけない私たちの歯、あるいは詰め物・被せ物は少しずつすり減ります。歯ぎしりがあることによって、このすり減りが早くなります。
2歯茎の退縮
歯ぎしりによって、歯だけでなく歯茎にも強い力がかかることとなり、歯茎の退縮を起こす原因になります。
3歯がしみる
歯がすり減ることによって、虫歯でもないのにしみることがあります。
「知覚過敏」と呼ばれています。
4歯の破折
歯ぎしりは、普段の食事では考えられないような強い力を発生させることがあります。歯に強い負担がかかり、ヒビが入ったり、折れたりすることがあります。
5詰め物が取れる、セラミックの被せ物が割れる
詰め物が取れてしまったり、セラミックの被せ物が割れてしまったりといったことが起こります。
6歯周病が進行しやすい、治りが遅い
歯茎に強い力がかかるため、歯周病の進行が早まったり、歯科医院で歯周病の治療を受けているのになかなか改善されないといったことが起こります。
7顎関節症の原因になる
顎関節にも、強い力がかかります。歯ぎしりは、顎関節症の原因の1つになります。
8肩こり、頭痛の原因になる
歯ぎしりによって顎関節に大きな負担があると、その筋肉の緊張によって肩こり、あるいは頭痛の原因になることがあると言われています。
マウスピース・ナイトガードの役割とは?
食いしばり・歯ぎしり用マウスピース
歯・歯茎の健康を守る
歯や歯茎への力のかかり方を和らげ、歯のすり減りや破折、歯茎の退縮などを予防します。
顎関節の負担を軽減する
マウスピースの厚みの分、物理的に深く噛めないようになり、顎関節にかかる負担を軽減することができます。
顎関節症の症状の軽減、予防にも有効です。
筋肉の緊張を和らげる
マウスピースによって深く噛めないようにすることで、顎関節、そしてまわりの筋肉の緊張が和らぎ、肩こりや頭痛の軽減が期待できます。
スポーツ用マウスピース
歯の外傷、舌・唇・頬の損傷を予防する
歯を直接的に保護するほか、歯によって舌・唇・頬が傷つくことを防ぎます。
脳へのダメージの軽減
口まわりに衝撃を受けた場合、マウスピースによるその衝撃の吸収によって、脳震盪などのリスク低減が期待できます。
集中力・パフォーマンスの向上
歯のすり減りなどを気にせず強く噛めることから、集中力やパフォーマンスの向上が期待できます。
マウスピースの取り扱い/お手入れ方法
マウスピースの取り扱い
- 夜に歯を磨いたあと、はめて寝ていただくこと
- 慣れる為できるだけつけておいてください
- マウスピースは乾燥に弱いですので外したあとはお水につけておく
- お渡しする入れ歯用ケースは密封ケースではありませんのでお水を入れての持ち運びは出来ません
お手入れの仕方
取り外し後、水またはぬるま湯を使い、歯ブラシで洗ってください。
洗浄する頻度
マウスピースは、使用するたびに必ず洗浄してください。
洗浄する際の注意事項
- お湯は使用しないでください。変形、劣化の原因になります。
- 硬い歯ブラシ、研磨剤入りの歯磨き粉は使用しないでください。一時的には汚れがよく落ちますが、マウスピースの表面に傷がつき、その後は汚れが溜まりやすくなります。
- 水洗いで大丈夫ですが汚れや臭いが気になる時は中性洗剤やマウスピース専用洗剤をご使用下さい。